雪は空中にあります

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と真っ黒いでてくる幕

2016年01月21日

 「セイレ、気をつけて」
「お止めなさい、ダイオウイカ。さもないと……」
「ダイオウイカ」はぎょろりとその人魚をにらみ、こう>言った。
「さもないと、何だ。人魚がでてくる幕じゃない。ここはアガルタの最深部だ、とっとと帰れ」
 だが、彼女はひるまなかった。ダイオウイカの前を泳ぎ回り挑発した。
「お前もアガルタの者なら、これを知っているであろう」
彼女は緑の髪飾りを抜き取り、それを「マーラの槍」に変えた。
と真っ黒いでてくる幕

「ほう、槍を持っているが、まさかそれで俺と戦うつもり尖沙咀匯款
じゃあないだろうな」
「どうしても私たちの邪魔をすると言うなら」
「見くびるな、小娘が」
「ダイオウイカ」は二頭のクジラを放すと真っ黒い墨を吐きなが探索四十學習研修らセイレに向っていった。

 頭上で大きく振り回したマーラの槍は回転が上がり、巨大な渦を起こす。その渦はまるで生き物の様に「ダイオウイカ」に向っていく、そして強大な力で「ダイオウイカ」を引き寄せ、渦の中心に引き込んでいった。
「おのれ、身動きが取れぬ、何だあの渦は。槍を持ち渦を自在に操る人魚だと、そんな人魚はもう既にこのアガルタにはいないはずだ」
 セイレは「ダイオウイカ」の足を数本切り落とすと、ミコの大きく裂けたひれに触れた。
「エクタノーテ・エスメラーダ」
ひれは見る間に回復した。その姿を見た「ダイオウイカ」はその『エスメラーダ』に心を奪われたのである。
「あなたは七海の人魚を束ねた『マーラ』様の生まれ変わりなのか?」
「ダイオウイカ」は遠い昔マーラと戦い、意粉醬切り取られた足の痛みを思い出した。『amato2』はその横をすり抜けていった。
 
 「二人を回復させてすぐに追いつくわ、気をつけて、なっぴ、ミーシャ……」




Posted by にテニスエ at 15:32│Comments(0)
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